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一日の水分の摂取量が減少することで起こる様々な可能性とは!?

人間の体は大半が水分で構成されている

人間の体には約70%もの水分が存在すると言われています。例えば体重50kgの方であれば、約35kgもの水分が体内に存在していることになります。このように考えてみると、良くも悪くも人間の体は水分量によって様々な変化が起こり得る構造だと言えます。例えば一日の水分量が減少したり、逆に過剰摂取をした場合に体にはどのような変化が起こる可能性があるのか、今回はその辺をお話ししてみたいと思います。



水分の量と質は健康のバロメーター

人間の体に存在する水分は、体の健康を左右するバロメーターです。この体内に存在する水分の量と質が悪くなってしまうと、体には様々な反応が現れてしまいます。それほど体内の水分は人間の体の健康にとって大きな影響力を持っていると言えます。

水分の量は多すぎても少なすぎても体にとっては悪影響になることが考えられますので、摂取量にはかなり気を配る必要があります。また、質に関して言えば、汚れてしまっている水分よりも綺麗な方が良い影響があるということは容易に想像することができると思いますので、体内水を健全に保つためにもこれから書かせて頂く記事をぜひご参考になさって下さい。


水分の摂取の方法として

水分の摂取方法として、摂取方法を間違ってしまうと、水分をきちんと摂取しているのにも関わらず、体内の水分が不足してしまっていたり、思っているよりも大きな成果が期待できないということになりかねません。

例えば夏場に、のどが渇いたからと言って多量の水分を一気に飲み干してしまうと、体の中では「おいおい、何だか今冷たいものが入ってきたから体温が下がるんじゃないか!?それはまずいから外に排除してしまおう。」という働きが生まれてしまい、結果的に尿や汗として排泄されてしまいます。その為、摂取した水分量よりもはるかに少ない水分しか体内には残らなくなり、実際に起こる問題は、水分を大量に飲んでいるのに熱中症や脱水症状になってしまうということがあります。

これは暑い時でも寒い時でも同じことが言えるのですが、例えば500mlの水分を同じ1時間くらいで摂取すると考えた時、2回ほどで飲み干すのではなく、10回に分けて飲むつもりで摂取してもらいたいということです。これを言い換えると「こまめな水分補給」ということになります。このこまめな水分補給という言葉はテレビなどでも良く聞くことがある言葉だと思いますが、本来のこまめな水分補給と言うのはこのことを言います。


水分の質が悪化する原因

水分の質の悪化、つまり「汚れる」原因と考えられるものはかなり多くなりますが、代表的なこととしては、ストレス、多量の薬やサプリメントの長期間の使用、飲酒、喫煙、生活リズムの乱れ、睡眠不足、偏った食事などが挙げられます。

この時、同じ汚れの度合いだったとしても、水分量が少なかった場合にはより汚れの反応が強くなってしまいます。イメージして頂きたいのは、家庭用のお風呂の浴槽と、25mプールに同じ量の絵具を溶いた水を入れた時、どちらの方が汚れが目立つと思いますか?もちろん水の量が少ない浴槽になります。簡単に言ってしまえば体内でもこれと同じようなことが起こってしまいます。


汚れた水は体内の浄化槽で綺麗にされる

汚れた体内水は、体内に備わっている浄化槽システムによって汚れが取り除かれて綺麗にされます。この浄化槽システムはある内臓によって行われているのですが、体内に存在している大量の水分を浄化しなければなりません。その為容量の大きな臓器でなければこの働きを行うことができなくなってしまいます。人間の内臓に備わっている臓器の中でもトップクラスの大容量を誇る臓器、それが肝臓です。

肝臓はよく「毒素を解毒する臓器」と言われますが、体内の水分の汚れを取り除き、綺麗にされた水分を静脈から心臓へ、濾しとられた汚れはリンパを経由して尿や便として体外に排泄されます。この時に濾しとられた汚れを老廃物と言います。

この前の項で書かせて頂いた記事をもう一度思い出してみて頂きたいのですが、水分の質が悪化する原因の中に「飲酒」という言葉があると思います。つまりお酒を飲みすぎることで体内の水分を汚してしまい、肝臓が一生懸命働いて機能を回復しようとしてくれています。一生懸命働いた臓器は疲弊を起こしてしまいます。その為「お酒=肝臓」という方程式が生まれ、お酒を飲む方は肝臓に気をつけましょうと言われるようになりました。しかし、過度の飲酒はもちろんですが、それよりも何よりも過度のストレスが一番と言えるほど良くないことだということを理解しましょう。


肝臓が弱ると起こり得る変化

水分量の低下、水分の質の悪化によって肝臓に負担がかかりすぎると、肝臓が疲弊を起こして弱って行きます。この肝臓が弱ってしまった時に、体にどのような変化が起こるのかということを考えてみましょう。

元々肝臓は「沈黙の臓器」と言われているほど、不調が起こっていてもその不調に気が付きにくく、明らかな不調に気が付いた時にはすでに手遅れの状態になっているとも言われます。しかし実は、様々な前兆症状が体に起こっており、その前兆に気が付かないというだけなのです。

肝臓が弱ってくると以下に挙げたような体の変化や不調が起こる可能性が出てきます。「えっ!?こんなことも肝臓が関係しているの!?」と思うこともあるかもしれませんが、ぜひご参考になさって下さい。

●朝起きた時に疲労感が抜けていない
●手足の抹消に極度の冷えがある
●立ち眩みやめまいの症状がある
●皮膚科を受診しても原因不明と言われる蕁麻疹が続く
●右側の背中に違和感や張っている感じがある

このような症状が起こっているもしくは続いているという場合には、肝臓の疲弊や肝機能障害が起こっている可能性もありますので、このような症状が数ヶ月くらい続いているという方は一度、内科での受診も視野に入れた方が良いかもしれません。



健康な体は体内環境から

人間の体を構成している細胞は、言い換えればプールに浮いているような状態となっています。言葉の表現はあまり良くないかもしれませんが、例えとして聞いて頂けると良いと思います。私は渓流釣りが趣味で、最近はあまり頻繁には行けないでおりますが、ヤマメやイワナを釣りに出かけることがあります。清流に生息している渓流魚はとても美しく、渓流魚の特徴とも言える体の模様がくっきりと浮かび出ており、ついつい写真に残しておきたくなってしまいます。しかし、水質の悪化している河川に生息している渓流魚は、ヒレの一部に病気が出ていたり、エラ付近や目の辺りなどにも病気が見られることが多く、人間の細胞もそれと同じことだと考えて下さい。

綺麗な体内水に満ちている体は、やはり健康体であることが多く、逆に汚れすぎてしまうと細胞も変異や病変を起こしてしまうのではないかと考えられます。きっとガンなどの病気もこのようにして起こることもあるのだろうと思います。体内環境が良ければ免疫や様々な機能が正常に動きやすく、逆であれば病的な要素が活発になってしまう可能性が考えられます。人間が生きてゆく上できっと、とても基本的なことなのだろうと思いますので、ぜひ今一度、体内環境について考えてみても良いのではないでしょうか。